魔術師の神話について

「魔術師」という種族意識が無いのに、どうして魔術師が１つの街を作り、協力して生きてきたのかって？

魔術師の家系は大きく４つに分類されるよ。

・「水」や「火」など、自然を操る魔術

・「鉱物」などの物質をこの世に生み出す魔術

・誰かの「心」を従わせたり、「悪念」を鎮めたりする魔術

・「身体」を思いのままにコントロールする魔術

この家系は、元は四人の偉大な魔術師から派生したとされる。

魔術師は、自分たちがこの世の他の生命たちとは違う存在であることに気付いていた。

四人が話し合った結果、彼らはそれぞれの魔術を使い、自分たちの種族が暮らすための世界を創造することにした。

僕たち魔術師はその末裔で、この街はかつて四人の祖先によって作られた街なんだ。

「はじまりの神話」といってね。１つの物語が僕たちを結びつけているわけ。

【原始魔術( げんしまじゅつ )】

四人の魔術師が持っていた力のことを「原始魔術」という。

原始魔術から直接的に派生した魔術を持つ家系は、ほかの家系に比べて長い歴史を持つ。

たとえば、「雷」の家系の本家長女　ライラだね。